2011.05.12

プロギアをレシーフみたいに【写真なし】

フランスの万年筆として知る人ぞ知るレシーフ。透明軸で、万年筆本体に直接インクを入れ、ペン軸部分に直接取り付ける。昭和20年、30年代の万年筆に見られた機構ですが、インクはたくさん入るしインク漏れもほとんど聞かない。現代の技術はすごいですよね。

で、ふと思い立って試して見ました(^^)/
プロギアをスリムの透明軸にカートリッジを使わずにそのままインクをいれてみたら!!

結果は、なんてことはない、普通に使えます。インク漏れもありません(最初だけですよ!)。いやぁ~、カートリッジの何倍のインクが入ったんでしょう!

でも、インクをいれてから2日目には、尻軸にとの勘合ネジ部分に浸み込み始め、3日目にはペン軸との勘合ネジ部分に浸み込み始めました。外にインクが漏れたのは5日目でした。

レシーフは本体に衝撃があっても割れないように肉厚に作ってあります。プロギアはそれ用ではないので肉厚が薄く、大量のインクを入れることができたわけです。

ボトルインクからシリンジ(注射器みたいなもの)でインクを補充している私としては、大胆な構造の万年筆登場に期待します(=^-^=)

| | Comments (107)

2011.05.10

禁断2 M320オレンジ コンコルド

実はSafariは実験台で本当はこちらのM320オレンジをコンコルド化したかったんです。
Pelikanのスーベレーンシリーズでも、M1000とM320はペン先のしなりが柔らかいことで有名です。
その柔らかさを押さえつつ、手帳記入に適した細字化を実現するのに一石二鳥という考えで、改造したかったのです。
で、改造方法はSafariと同じ、親指の爪でガイドして人差し指で押し下げていく。
M320concoldo1
M320concoldo2
そして、Safariと違うところは、ペン先の裏で極太文字を書けるように平坦化したことです。
これで、手帳へのスケジュール記入と、資料へのマーキングの両方がM320オレンジのコンパクトなボディーで実現できたのです。
M320concoldo3
お気に入りのボディで、お気に入りの使い方。かなり長い間(2年くらいかな)使用していましたが、今では曲げ戻して正常向きで<F>より少し細め、裏書きで<EF>より細めに調整して現役です。

なぜ戻したかというと、本家のクロスコンコルドを入手したからでした(^^;)
〓(V)o¥o(V)〓

| | Comments (76)

2011.05.09

禁断!LAMY Safari コンコルド

より細い字を書きたくて、ペン先をコンコルドタイプに改造しました。良い子の皆様にはオススメしません。
(ちなみに、2008年に改造を行いました。今まで不都合は生じておりません)

改造方法ですが、ここら辺から曲げようかなぁ~と思う所に親指の爪をあてがい、人差し指でペン先を下に折り曲げていきます。この時、一気に曲げるのではなく、ペン先の弾力を確かめながら、かつ曲げ部分が切割と垂直になっているかも確かめながら曲げていきます。
曲げたら一応完成っぽいです。Safariconcoldo1
次にペン先のイリジウムを研いで、コンコルドの角度で問題なく書けるように調整します。この時、切割の幅も調整して好みのインクフローが確保できる様にします。Safariconcoldo2
改造したのは透明Safariの<F>です。改造後、<EF>よりも細め、インクフローは、自重で記述可能程度。
となっております。
因みに、曲げた痕跡は残りますが、普通に戻すことも可能です。まぁ、何度も繰り返したら折れてしまいますが(^^;)

| | Comments (1070)

2011.05.08

【自作】コルクブロックのペン立て

DIYショップなどに売っているコルクブロックでペンスタンドを作成しました。別に報告するほどの自作ではないのですが、ブログに書くネタが(^^;)
微妙に斜めに穴あけして、ペンを横にしても使えるようにはしているのですが、長いペンは不安定になるので立てて使ったほうが安定します。万年筆はペン先が下になるように入れるとインク掠れしません。穴径は16mmで、電動ドリルで穴を開けました。底は10mm程度残す感じですがきちんと計りはせずに目算で穴あけしています。正味作成時間10分程度。11本収納可能です。
Photo

万年筆は横置きがよいので、ボールペンとかシャープペンシルの方が適しているかも、細い穴と太い穴の組み合わせとか、ご自分の趣味に合わせて自由に作成できます。

| | Comments (97)

2011.05.07

万年筆インク吸い取り下敷きの作成 A5編

四辺にスコッチの透明美色を貼り、長手方向を3分割するように更に貼る。 貼った上にテープのりを端ギリギリまで塗る。Photo
Photo_2
その上に吸取紙を貼り、余分な部分を切り落とす。吸い取り紙は市販のものか便箋や用箋付属物でも良し。Photo_3
作成例として、ほぼ日手帳用に作成し、一年間使ったものがこれです。美色テープは劣化がほとんどないので、剥がせば元通りになります。(^^)vPhoto_4
吸取紙は、マクドナルドやファミレスの紙ナプキンでもオッケー!! でも、持ってくるときはちゃんとお店の人に許可を得てくださいね(^^)/最後に、RHODIA の表紙裏にも有効。Photo_5

=VALTAN=

| | Comments (54)

2006.03.15

世界の万年筆祭り?

そういえば、今日は時間がなかったので諦めて丸善に行きましたが、同じく14日~19日の期間で東京 日本橋三越において恒例の世界の万年筆祭り?。。。正式名称は忘れました。。。。が開催されているそうです。
今週時間が取れたら行ってみたいなぁ。

〓(V)oYo(V)〓

| | Comments (123) | TrackBack (0)

ヴィンテージ筆記具フェア

東京丸の内の丸善にて本日より19日まで開催される『ヴィンテージ筆記具フェア』に行って来ました。丸善が用意した葉書大のポスターに記載してある酒井栄助さんの手作り万年筆はやっぱり売約済みになっていました。ヂュオフォールドタイプのそれは、赤漆塗りなのですが、ヴィンテージ品にしては綺麗に色がでておりお買い得だったのではないかと思います。
その他、オノトやモンブラン、ペリカン、パーカーなど年代物が揃っており出展者であるEuroBoxの藤井さんも忙しそうに接客していました。
私が気になったのは、Montblancの72、無名ドイツ製のトランスペアレント、PILOT シルバーン1960年代、プラチナ プラチナなどです。その他2000円~10000円までの未使用デッドストックなどお買い得なものもありました。3000円のPILOT万年筆は私が中学生の頃に使っていたのとそっくりでした。未使用美品で、時代が時代なら進学祝いに飛ぶように売れているでしょうね。今の人だと筆圧が強くてペン先を開いてしまい、治すこともせず捨ててしまうかもしれません。

そういえば、進学するお孫さんにと万年筆をお求めになろうとしていた奥様がいましたが、万年筆と言えばオノトと思っていたそうで、柔らかい書き味に満足されていたようです。

〓(V)oYo(V)〓

| | Comments (60) | TrackBack (0)

メモ用のペン

さて、数日間があいてしまいましたが今日は、ノート用のペンについて書きましょう。万年筆の話が始まると思っていた方はごめんなさいm(_._)m

文具店に行くとノート用のペンはいっぱいあります。100円から2,000円ぐらいのものが多いでしょう。私もPILOT、ZEBRA、Pentel、uni、TOMBOなどいろいろ持っています。
そのほか、多機能ペンもかなりあります。

でも、つい昨日購入したのがGRAF von FABER CASTEL のポケットペンです。
ファーバーカステル スリムライン ポケットペン ペンシル
キャップはねじ込み式で不用意にはずれることもありませんし、書いている最中にゆるむこともありません。まぁ、即メモ利用にはノック式のペンが使いやすいのは誰しもが認めるところですが、「たゆたう時間に思いを馳せ、我が気持ちを記さん」などという日常生活の中でも、現実逃避したくなるときにそれなりの気分にしてくれるペンだったりします。
リフィルは日本では手に入りやすい4Cタイプ。ISOで言うところの12757です。書き味はリフィルに左右されてしまうのが当たり前です。
わたしは、加圧式リフィルに入れ替えて上向き筆記や水中での筆記にも対応可能なようにしています。とはいえ、水中のシチュエーションにこのペンを使うかと言えばNOですけどね。上向き筆記などはメモには良くあることで便利です。
そういえば、前回紹介したCROSSのセンチュリー スターリングシルバーのボールペンも加圧式リフィルに入れ替えています。

〓(V)oYo(V)〓

| | Comments (160) | TrackBack (0)

一生ものの筆記具として

今日は万年筆。
昨年ぐらいから万年筆関係の書籍を店頭でも見かけることが多くなってきましたね。自分自身の万年筆というと、中学進学時に年間購読予約をした『中一コース』の予約特典で入手した万年筆が最初ですね。万年筆スタイルの創刊号
万年筆スタイル
の8ページに懐かしい記事が掲載されています。

社会人になって筆記具も気に入った一生ものをと18年前に購入したのがクロス(CROSS) クラシックセンチュリー スターリングシルバー ボールペンクロス(CROSS) クラシックセンチュリー スターリングシルバー ボールペン
とクロス(CROSS) クラシックセンチュリー スターリングシルバー ペンシルクロス(CROSS) クラシックセンチュリー スターリングシルバー ペンシル
です。
以来、今でも使用しているのですが、昨年頃から万年筆が気になり始めて今では40本を越す万年筆がひしめいています。
これからゆっくりとですが紹介していくつもりです。

| | Comments (44) | TrackBack (0)

筆箱

ペンケースではありません。
筆箱です。
ちょっと、格好良かったCOBUファスナー式筆箱
なんか持っている人が頭良さそうに見えたものです。
色はやっぱり赤。
なんか懐かしいですよね。
今ではCOBU なつかしい筆箱 ファスナー式 5775円するらしいです。

| | Comments (69) | TrackBack (0)